郡山で行われた、東邦銀行さん主催のコンサート。
午後からと、夕方からの2回公演。
各・1時間半の演目で行われました。
1 Take the A Train
2 My Blue Heaven
3 Mambo No.5
4 El Cunbanchero
5 Moonlight Serenade
6 古関裕而作品
7 飛んでイスタンブール(庄野真代)
8 モンテカルロで乾杯 (庄野真代)
9 リンゴの唄 (庄野真代)
10 東京ベイブルース (庄野真代)
11 アデュー (庄野真代)
12 古関裕而作品集.2
13 What a Wonderful World
14 Sing Sing Sing
15 When The Saints 〜
16 In the Mood member introduction
17 on the sunnyside〜(vo)〜チェイサー
上記がそのリストアップ曲です。(画像は九十九里浜の”月の砂漠像”を引き連れる私の図です)
前半5曲はジャズの曲。
6曲目は我々が演奏するには、極めて問題があった!!
古関裕而作品集.1 作品自体はとてもよく出来た素晴らしいものです (*^▽^*)
そして庄野真代さんのコーナーがあり、古関裕而作品集.2 を演奏。
そして再び後半はジャズの曲へと渡った・・って寸法でした。
つまり、 6曲目~12曲目はジャズ以外の曲だった!! ってことが重要です!!
何故なら、私はジャズミュージック・プレイヤーだからです (^^♪
これが ”前提” となります
ジャズ=自らが由(よし)として為されるモノ だからです。
6曲目~12曲目ってのは、多分に ”恣意的な曲” だったんです。
しかし、為せば成る! ~ ・・成さぬは人のなさざりけり・・ って奴で、
そのような恣意的な曲であっても 何とか成そうとするのも・・また・・
ジャズプレイヤーの宿命って奴なんですけどね・・ (^^;)
その結果ってのが 今回は明白に表れて来たんですね・・
それは・・ ”チャリーナの音色” に表れて来たんです!
音色というよりは発音と言った方が近いのですが・・
前半のジャズの曲と 後半のジャズの曲とでは、全く違った発音・音色に為ってたんです!
これほど明確に表れたのは初めてです!!
アンプで音を増幅していたので その幅もデフォルメアップしてますが・・
そんな恣意的な曲の中で、私の救いになった曲ってのが11曲目の アデュー(庄野真代)だったんです。
今、こうして書いて 物語にしているのは 本番中の 一瞬の出来事を説明しているに過ぎないんですね・・ (^-^;
1番の歌のラスト・・Aマイナーに行く前の小節・・ Eマイナー 3・4拍の二分音符
”ここ” に全てが含まれて居た! んです。。
0.1秒、無い位の・・ 一瞬の中での出来事だったんです。。
条件としては・・
譜面が至ってシンプルであった事!!
ドラムが小山氏だった事。
ビッグバンドの譜面であったにもかかわらず、小節いっぱい伸ばす・・意味の、
シロタマ(二分音符・全音符)しか書かれてなかったんです!!
それだけに、色々と考える時間がある一方・・
いったん音にして出してしまったら 変えが効かない代物なんですね・・
私は自らが由とするため、本物の演奏を事前に聞いて・・ってのはしません!
それは、、最初に聞いてしまうと どうしてもそのイメージが先行して付きまとってしまうからなんです・・
「・・ねば為らない!!」 ってのが・・ "(-""-)"
ホント・・この曲に関しては難儀しました!!
そして、その難儀を更に難儀せしめたのが 小山氏のドラムだったんです!
彼もまた、直感を大事にするプレイヤーだからです。
杓子定規的に叩くドラマーであったなら、どれだけポップなサウンドになってた事か・・
ある意味、それはそれで楽ではあるのですが・・
拍が出る所、切れる所のせめぎ合いの連続です。
もちろん、そこには、アクセント、発音ってのも含まれます。
そんな我々の直感を刺激してくれたのが、庄野さんが実際に歌ってくれた歌だったんです。
本番中に久し振りに”舌”を出しちゃいました・・('◇')ゞ
良かれ! と思って出した裏の音符が 見事に彼女の歌詞とかぶってしまったからです・・
そして、先ほどの二分音符。
ここに対する・・というより ここを決めているのは その前後で在って・・
単純なオンのシロタマなんですけど、そこに対する彼女の歌の微妙~な ズレ方
そのズレ方の中に 私は彼女の全てを見た!! そんな気がしたんです。
ブレイクした後に、社会の汚れにまみれてきた、今の姿ってのを・・
それでもなお 純粋でいられている、今の姿に・・感動した!! って訳です。
多分、違うんでしょうけどね・・(^-^;
でも私はその一瞬のズレの中に 音楽の根幹が詰まっているように思えてならないんです。
一拍の中に込め切れられない沢山の想いであり、
言いきれてなくても、次の拍はやって来るわけで・・
その辺のジレンマ・・せめぎ合い・・
「苦悩」 ですね・・
私にとって観れば、その ”難儀” こそが一番印象に残る形に為った!!
って寸法でしたね~ (^^♪
難儀の結果が → 「楽しい」 へと昇華した事を意味します。
音楽の訓読み と同じです。。
その後 彼女と 別にこの話をしたわけじゃないんですが、
彼女と一緒にこの話しをしたら、この話しにも きっとズレが生じるんでしょうね。
でも、間違いなく!! そのズレは楽しいモノでしょうね~ (^◇^)
そういうことです。。
「違いもまた同じ」 これがキーワードですが、これが成立するのは、
自らが自分の言葉で発した時のみ! です。。
この事件?! に付随して、ホント・・その 0.1秒に満たない瞬間に 強烈に残っている印象ってのを
次項→ 「書く・描く」の違い! にて展開します。
庄野真代さんのヒット曲 飛んでイスタンブール と 私のホームページの表紙、
トルコ・イスタンブールのアヤソフィアの写真、
この共通点ってのが 事前の 波動に在ったんでしょうかね・・ (^^ゞ
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