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  • 執筆者の写真石川経清

ソクラテスとアルキメデス① \(-o-)/

ソクラテスとアルキメデスの試合です!!

試合とは 対 を為すモノ同士でなくては成り立たない・・ってのは 先のラグビー論で語りましたが、

この場合の 対(つい)を為す ⇔ 絶対条件:範囲を決める事によって成立する前提

→ 同格化 ってのは、「在るモノ」 に対しての モノの考え方について・・です!!


先ずは、”言語” ってのに対するモノの考え方です。

ソクラテスのそれが 私にとっては実に興味深いモノですので、ここ(以下)に、

ソクラテスの言を ウキペディアさんからお借りして挙げさせて頂きます。


        *******************


ソクラテスは、書記言語が野放しの状態で広まることを激しく非難していた。

ソクラテスは、話し言葉、つまり「生きている言葉」は、書き留められた言葉の「死んだ会話」とは違って、意味、音、旋律、強勢、抑揚およびリズムに満ちた、吟味と対話によって1枚ずつ皮をはぐように明らかにしていくことのできる動的実体であると考えた。


書き留められた言葉は反論を許さず、柔軟性に欠けた沈黙であったので、ソクラテスが教育の核心と考えていた対話のプロセスにはそぐわなかったのである。

ソクラテスは、書き言葉が記憶を破壊すると考えた。個人的知識の基盤を形成するにふさわしい厳密さを期待できるのは暗記するという非常な努力を要するプロセスのみであり、そうして形成した知識基盤は教師との対話の中で磨いていくことができるという信念を抱いていたからである。 ソクラテスは、読字を恐れていたわけではないが、過剰な知識が必然的にもたらす結果、表面的な理解しかできないことを恐れていた。


         ********************


彼の行動原理ってのは 問答法・弁証法を以て・・

つまり、”対話” を以てして 純粋培養した結果・・ 「無知の知」ってのを知ることになるのですが、

彼は、書物を残して無いらしいんですね (^^ゞ

まぁ、上記の様な考え方ですから・・ さもありなん! ですけどね (^^ゞ


結局 自分の収入・家族も顧みず、賢者を求めては問答をして歩き、彼らの”無知”さ加減を明らかにして暴きまわった結果・・

その事を妬みに思った賢者たちに処刑されてしまうんですけどね "(-""-)"


その時に語った言葉が、また興味深いんです!!


{ 死刑が確定し、妻のクサンティッペが「無実の罪で死ぬなんて!」と嘆いた時も、「じゃあ僕が有罪で死んだほうがよかったのかい?」といったといわれる。}


”罪”というモノ自体に前提条件を掛けるのではなく、無罪か・有罪か? という、

”罪が在る状態” ってのを 前・前提(大前提)として 

事の ”有・無” とを対比している所が面白いと思うんですよ (^^ゞ


その罪で?!拘束されていた、ソクラテスの脱走を促しに来た弟子への言葉・・


{ 「我々の庇護の下でおまえの父母が結婚し、おまえが生まれ、扶養され、教育された。祖国とは、父母や祖先よりも貴く、畏怖され、神聖なものである。また、この国家(アテナイ) が気に入らなければ、いつでも財産を持って外国や植民地に移住することが認められているのにもかかわらず、おまえは70歳の老人になるまで、ここに留まり、家庭をもうけ、ほとんど外国に行くことすらなかった。したがって、我々とおまえの間には合意と契約が成立しているのにもかかわらず、今さらそれを一方的に破棄して、逃亡を企てようというのか?そのような不正が許されるのか?」 }


この言は、物事に対して、自らが行う行動原理が大事である! 事が表されており、

つまりは、自らが前提を科す!! ってことの重要性を述べたモノである!

と、私は思うんです <(`^´)>

これが後の、社会契約論ってのに繋がって行くのですが・・彼が求めようが、求めて無かろうが・・"(-""-)"

”言葉の独り歩き” ですね。。


{ ソクラテスは、書記言語が野放しの状態で広まることを激しく非難していた。} のですから・・"(-""-)"


でも、私が思うに~::


ここの場で、こうやって ウキペディアさんの掲載文を引用させてもらったり出来るのも、

これまた言語のお蔭でして・・

この辺が、言葉に含まれて居る:ジレンマと言えば ジレンマなんですけど、、


私はこう考えます。



過去の集積したモノを、言語という形で表された → 最大公約数としての ”言語” を、

私が、”ここ” から → 最小公倍数のスタートとしての ”言語” として用いる事によって、

始めて、有機物:活きた言葉へと昇華するモノに為る!! 


「ここから!!」 っていう 自分の言葉ってのが まず先に ”在りき” でないと、

ソクラテスの悩み通りになってしまうんですよね・・"(-""-)"


これが私の言う所の 「訓読み」 と同じなんです。


そして、ソクラテスの言う(厳密に言えば、ソクラテスが言ってた事を 知人・弟子が書き残した)



” 意味、音、旋律、強勢、抑揚およびリズムに満ちた、吟味と対話 ”


ってのが ” 音楽 ” の正体!! だと私は思うんです!! \(-o-)/



アルキメデスに付いては 次項②にて、、


アルキメデス:ソクラテス


対(つい)としては、モノの考え方に於ける、ソクラテスより より抽象的なモノを具象化させて世の中の振る舞いへと昇華させようとする姿、であり、


問答法・弁証法を、より限定付ける(前提を科す) 事によって そこに在る ”解” を

求めようとした姿 について描いて参ります!! \(-o-)/


その姿とは → ”背理法” の積極的・活用です!!







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